🍃 気楽とは、責任から逃げることではない──プラトン『饗宴』より

プラトン『饗宴』のはじまりに思うこと

プラトンの『饗宴』のはじまり。
誰かが言います──

「昨日は飲みすぎた。さて今日は、どうしたら一番“気楽に”飲めるか。」

彼らは、ただ酒の話をしているのではありません。
どう生きると心おだやかで、無理なく、喜びとともにいられるか。
それを探すために、まず「どう飲むか」から始めたのです。

気楽とは、楽をすることではない。
責任から逃げることでも、空っぽになることでもない。

楽しいことをやるから、苦労もまた楽しくなる。
それがほんとうの気楽だと、ぼくは思います。

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